Interview
愛用者インタビュー Fan / 002
「モスグリーンがお気に入りです!」
育てるタオルとの出会いは?
伊藤:元々姉が「ギフトに良いもの」とかに詳しくて名前は知っていましたが使ったことはなくて。
たまたま知り合いのインスタで見て、そこで育てるタオルと繋がりました。
インタビュアー:伊藤さんにとって、それまでは自分のライフスタイルの中で、タオルはどのような位置付けでしたか?
伊藤:初めはそこまでタオルにこだわりはなかったのですが、社会人になってから自分で良いものにお金を出して使いたいなと思うようになりました。あとはインテリアが好きなので色にはこだわりがありますね。
インタビュアー:お家の色合いはどういう感じですか?
伊藤:家のものは自然なウッド系が多いですね。部屋の中に観葉植物もたくさん置いています。feelシリーズのモスグリーン、とても好きです。あれいい色ですよね!
インタビュアー:ありがとうございます。feelシリーズの中では地味な色めですが、オシャレな人ってモスを選んでくれるんですよ!
インタビュアー:最初は何を使っていただいたのですか?
伊藤:丸い箱の、あ、そう、feelです。軽さにびっくりしました。フワフワ感、それが一番印象的でしたね。これまでフワフワしたタオルって吸水しにくいイメージがありました。よくホテルにあるカラッっとしたタオル、あれはすごく吸水しますが硬いじゃないですか。でも育てるタオルはフワフワなのにしっかり吸水するので、使い心地もいいですし使っていて贅沢な気持ちになれます。
インタビュアー:使ってみて気になることとかデメリット感は何かありましたか?
伊藤:気になる点・・・ないですねぇ。あ!良かった点、もう一つ思い出しました!うちは洗濯した後、外に干しているのですが、干した後生地が硬くなるタオルあるじゃないですか。でも育てるタオルは変わらず柔らかくなっている印象をもちましたね。
普段のお洗濯方法は?
伊藤:南向き。日に当たっています、夕方くらいまで
インタビュアー:どのタオルでも長時間日に当てると人が日焼けしてしまうのと同じイメージで硬くなるので、風通しのいい日陰に干すのが推奨されていますよ。
でも、日に当たってもそれだけ柔らかいなら「いい子」で良かったです。笑
ギフトとしての育てるタオル
インタビュアー:伊藤さんはギフトとしても育てるタオルを購入してくださったことがあると聞きましたが、プレゼントされた方の反応はいかがでしたか?
伊藤:それが皆さん育てるタオルをすでに知っていましたね!
プレゼントした方達、皆さん喜んでいただけました。ありがとうございます。
バスタオルってお金をかける人とそうでない人いらっしゃるじゃないですか。お金かける人はバスタオルにこだわりがあるから、育てるタオルをもらったらやっぱり喜ばれますよね。そうでない人も、自分ではそこにお金をかけないからこそもらったら嬉しいと思います。毎日使うものですしね。
プレゼントする側としても、高級なものなんだけども、購入しやすい価格帯なので、プレゼント選びする時に大変重宝しております。
今後育てるタオルにあったら良いと思うものはありますか?
伊藤:部屋着、ありましたよね?(24/7シリーズのパーカーパンツ)あれのフードなしが欲しいです。一年中家では半袖なんですけど、部屋着で半袖、半ズボンがあったら嬉しいですね。フードなしなら寝巻きとして着られるのでいいですね。
あとは携帯スリッパとか。旅行用とかでたためるシューズとかあったら便利かなって。クルクルって。
伊藤さんがデザインされるものと育てるタオルの共通するところやデザインをする上でのこだわりとかありますか?
伊藤:逆にタオルをデザインされる時、どんなところにこだわっていますか?
インタビュアー:タオルって平面なので、デザインするところはまずタオル自体の機能、拭くところですね。あとは、色とかパッケージとか本当に微妙なスペックの調整をデザインして「こういう人に使って欲しい」って思っています。
伊藤:そうなんですね。僕が意識しているのは2つあって。1つは機能性とデザイン性が両立していること。もう一つは今までにないモノであったり、新しいライフスタイルを提案することです。商品を使ってくれたお客様に驚きを与えて喜んでくださっている姿をいつも想像しながらものづくりしています。
私自身、建築出身なのですが、建築的視点で考えるものづくりに大きな可能性を感じています。例えば建築家がケーキを作ったらどうなるんだろう?とか、それこそタオルを作ったらどういうタオルが生まれるんだろう?とか。「建築×〇〇」といった感じで、建築と何かを掛け合わせた時に、面白いものが生まれるんじゃないかなと思っています。
育てるタオルは、本当に機能的なタオルですし、パッケージやギフトボックスなどのデザインもとても洗練されていますよね。デザイナーの方のこだわりを強く感じています。多くの方が育てるタオルに惹かれている理由が分かる気がします。
インタビュアー:うちもメーカー時代が長かったのでいいタオルは作れますが、「いいタオル」だけでは他から抜け出せない。デパートのタオル売り場にはいっぱいタオルがあってみんながフワフワで吸水しますよって言っている。その中で、日用品だけど楽しいライフスタイルを過ごしたい、遊び心も必要、自分がイイな、可愛い!と思ったり感じられるものを作っていきたいと思っています。
たくさんのタオルの中でパッケージに特徴を出すやり方は新しかったと思います。ただ、見た目だけではなくて中身のタオルに自信があるからこそ、まずは手に取ってもらい使ってもらうにはどうしたら良いかを考えました。日本人は本当にタオルが好きで、タオルが沢山ありますよね。
日用品としてのタオルではなくて愛用品に変えていきたいという考えもありました。そういう意味で「育てる」、という、使っていく時間も大事にしてもらいたいですね。
財布もそうですよね、使い込んでいくといい具合に変化していく質感。タオルって新品が100点で使い込んでいくと減点、汚れてボロボロ、硬くなっていく…そういうのはも違うなと思って。100点から加点して10点、20点・・それが維持していけるとイイな、と。ジーンズや革製品みたいに使い込んで欲しいです。これからは自分の生活を大事に豊かにしていこうということを伝えたいですよね。
伊藤:そうですね、コロナ以降家で過ごす時間が増えて家の中の物をより見るようになっている気がします。そういうプチ贅沢みたいなの、いいと思います。
インタビュアー:今、バスタオルを使っていただいていますよね?他に使ってみたいサイズとかありますか?
伊藤:僕、身長が小さいので今ぐらいのがちょうどいいです。
インタビュアー:イエローリボン、伊藤さんの生活にあうと思います。お家にある感じがします。
伊藤:あのイエローのリボンタグがすごく良いアクセントになっていますよね。あのリボンタグはどういう経緯で?
インタビュアー:最初はすごく社内で反対されました・・笑
ブランド初期の、箱もない時代に売り場で目につくようにするには・・・と考え、ネームとして長いままリボンを1本付けるということになりました。
これは、スタッフがTシャツの背中に長いネームがついているのを見たことがあって、役に立っている訳じゃないのに後ろから見てすごくインパクトがあるというのが気に入ったということから、じゃあやってみよう!となりました。その方がそのTシャツを選んだのは「長いネーム」が決め手じゃないですか。シンプルなTシャツはいろいろあるけど、どれを選ぶか。その人の遊び心とか何かが心をくすぐって、選ぶ決め手になった、そんな感じでイエローリボンシリーズは選んでもらいたいんです。
伊藤:本当にいいアクセントになっています!また蛍光っぽいイエローっていうのが良いですよね!
インタビュアー:ベースの色はプレーンですけど、シンプルな生活にちょっとポイントをつけたいなっという時に選んでもらいたいと思っています。
伊藤:洗濯表示も兼ねているんですか?
インタビュアー:はい、黄色いところが全部。うちのタオルには普通の品質表示は付けていません、デザイン的につけたくないという考え方で。
伊藤:使い比べてみたいので今度こっちにします。紫色もあるんだ・・いいラインナップですよね。
インタビュアー:ありがとうございます。
伊藤さん、ありがとうございました。
伊藤さんのデザイナー的視点を交えながらのお話は大変興味深いものでした。
伊藤さんが手掛ける本質的な個性を引き出すためのシンプルデザイン「SITUS」はこちらから。https://situs.tokyo/